説明
淡い茶色の発色が上品な蓋物です。
入れ物としての機能性と空間装飾性を兼ね備えた仕上がりになっています。
料理の盛り付けに、薬味入れ、また小物入れとして使用してもよいでしょう。
器の表面に花が咲いたような美しい模様がでるのが特徴で、焼窯の中で溶けて冷却する過程で結晶が出る特性を持った釉薬を利用し、結晶が大きく、様々な形状が現れます。
2つとして同じものができないのも特徴のひとつです。
インフォメーション
ブランド | 陶葊 |
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生産地 | 京都府 |
技法 | 京焼・清水焼 |
素材 | 磁器 |
サイズ (cm) | Φ10.0*H6.5 |
重さ (g) | 250 |
容量 (ml) | |
箱 | 紙箱 |
注意 | 電子レンジ OK、食洗器 OK、オーブン NG、直火 NG、IH NG |
備考 | |
納期 | 3~5営業日程度(在庫切れの場合+1~2週間) |
地域
日本文化発祥の地
京都は、日本の歴史や文化に詳しい人ならほとんど紹介する必要がないほど、優雅で洗練された都市です。1500年もの間、日本の首都であった京都は、日本の芸術と建築の縮図であり続けています。その古い街並みを散策し、無数の神社仏閣を訪れることは、生きた歴史を体験することにほかなりません。
また、京都は伝統的な産物でも有名であり、京都には数多くの工芸品やアトリエがあります。京都の工芸品には、鮮やかな色彩の模様が特徴的な京焼の陶磁器があります。特に清水焼は、500年以上の歴史を持つ名窯です。
歴史
知と技の一世紀
現代の清水焼・京焼の代表格といえば、陶葊です。1922年の創業以来、土渕家4代にわたって、比類なき陶磁器を創造、革新してきました。創業者の土渕俊雄は、東京国立博物館のシンボルである瓦を製作しました。
土渕這褘の彫刻家としての技術、土渕善英のドイツでの技術習得、そして現当主の土渕 善亜貴の「花結晶」陶器のコレクションと、世代を超えて陶葊は発展してきました。
陶葊の歴史は、常に新しい技法への挑戦、改良、革新の連続であり、そのすべては、他にはない優雅で鮮やかな京焼を作ることを目的としています。この試みは、30年以上にわたる労苦の結晶であります。しかし、このアプローチの最終的な成功は、陶葊の作品の圧倒的な美しさと比類のない品質に現れています。
特徴
革新による美
陶葊の陶芸の特徴は、京焼の釉薬のかけ方を逆にしていることです。通常、焼成した陶器に釉薬をかけ、再び低温で窯に戻します。しかし陶葊は、土に直接絵付けをし、高温で焼成することを選択しました。
その結果、陶器が丈夫になるだけでなく、ガラスのような光沢を放つようになるのです。高温になると絵の具の鮮やかさが失われますが、陶葊は高温に耐える顔料を厳選して組み合わせ、透明感と表現力に優れた作品に仕上げています。
さらに陶葊のもうひとつの革新は、現当主の土渕善亜貴による「花結晶」コレクションです。釉薬が熱を帯びることで結晶化し、花びらのような模様が現れるのです。「花結晶」が陶葊で最も人気のあるコレクションとなったのは、そのためです。
お客様へ
日常的に使える魅惑の美学
陶葊の作品の輝きを支えているのは、職人たちの研ぎ澄まされた技術です。
陶葊の作品の輝きは、陶芸家たちの時間をかけた技に由来します。しかし、清水焼の伝統的な輝きをさらに高めるために、陶葊独自の技術革新が行われています。さらに、花結晶という技法で作られた陶器は、花のような模様が一点一点異なります。
どの陶器も大胆でありながらエレガントな美しさを持ち、どんな食卓やキャビネットにもマッチします。また、陶葊の皿や碗、カップは見た目が美しいのはもちろんですが、単なるディスプレイ用ではなく、陶磁器の堅牢性によって日常的に使うことを想定して作られています。電子レンジや食器洗浄機にも対応しているのが人気の秘密です。