説明
福島県に伝わる会津塗の技法とコラボレーションし、こだわりつくした錫漆シリーズです。
変わり塗の技法により錫地が少し見えるのが特徴です。色と質感のコントラストが美しいカップです。
インフォメーション
ブランド | 大阪錫器 |
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生産地 | 大阪府 |
技法 | 大阪浪華錫器 |
素材 | 錫、桐箱付き |
サイズ (cm) | 径7.5*高9.0 |
重さ (g) | |
容量 (ml) | 200 |
箱 | 桐箱 |
注意 | |
備考 | 名入れ不可 |
納期 | 3~5営業日程度(在庫切れの場合+2~3週間) |
地域
過去・現在の地域とのつながり
大阪錫器は、大阪の中心部、東住吉の閑静な住宅街に位置しています。南側のエリアは、職人気質の伝統と親しみやすい下町の風情が残されています。一方、北側のエリアは、オフィスビルや活気ある商店街、陽気な歓楽街など、近代的な都会的雰囲気が漂っています。大阪錫器の中にも、このような相互補完的な文化が見られます。
また、住吉大社は、宗教的な意味合いもあり、日本最古の神社として知られています。日本最古の神社のひとつであり、伝統的な造りと色彩が美しく、まるでタイムスリップしたかのような気分にさせてくれます。
歴史
伝統と革新の絶妙な融合
日本で初めてピューターウェアが誕生したのは1000年以上前のことで、1600年代には京都を中心に錫職人がいたことが知られています。当時、錫は金や銀と同様に貴金属として扱われ、主に神社や宮廷、裕福な家庭で使われていました。やがて錫細工師は徐々に大阪に進出し、明治時代には一般向けのピューターウェアを製造する企業がしっかりと根付いていきました。そして1983年、この大阪浪華の錫器が、文化的重要性に基づいて国から「伝統工芸品」に指定されました。
大阪浪華錫器は、1949年に今井弥一郎が5人の錫職人からなる「錫器保存会」を結成したのが始まりです。現在は、孫の今井達昌が代表を務め、「現代の名工」に認定されています。現在、大阪錫器は、今井の孫にあたる今井達昌が率いる「現代の名工」によって、日本におけるピューターウェアの主導的立場となり、新しい技術や製品を生み出しています。
また、「立ち止まると伝統がなくなる」という今井達昌氏のもとには、20代、30代が半数以上を占める優秀な若手が集まり、ピューターウェアの伝統を後世に伝えるべく、日々奮闘しています。その若さゆえに、現代のライフスタイルや嗜好を反映した新しいアイデアも生まれています。
特徴
美しさ、精密さ、伝統の交差点
錫は非常に柔らかい金属であるため、独特の技術を必要とし、ピューターウェア製品を手作りするための興味深い機会を提供します。
幸いなことに、職人技は常に大阪錫器の礎となっています。鋳造、切削、塗装、エッチング、研磨など、熟練した職人の手によって、シンプルなものから精巧なものまで、すべての製品が手作りされているのです。茶筒の蓋は手作りで、金属と金属の密閉性が高く、茶葉を湿気から守ります。
大阪錫器は、他の追随を許さないデザイン・文様を生み出しています。表面の質感を変えることで表情が大きく変わり、温かみや柔らかさが感じられるのが印象的です。また、人気の富士山タンブラーは、富士山をかたどっただけでなく、その自然の美しさをドラマチックな色彩で表現しています。
大阪浪華の錫器は、飲み物をおいしくしてくれます。錫には、酒に含まれる雑味や水に含まれる不純物を取り除く、独特のイオン特性があります。また、錫は磁器の50倍もの熱伝導性を持っています。なぜそれが重要なのか。錫は、日本酒などの飲み物をすばやく温めたり冷やしたりすることができ、カップに触れることで飲み物の温度を感じることができるのです。どちらの機能も、お酒を飲むことをより楽しくしてくれます。
お客様へ
美しさと生きがいを両立させる暮らし
ピューターはインテリア全般、特にテーブルウェアに著しい人気を博しています。その理由は簡単です。グレーの中間色であるピューターが、日々の暮らしにもたらす柔らかな美しさを、人々が発見しているからです。その落ち着いた色合いは、テーブルセッティングを引き立て、布製のテーブルクロスや木製のテーブルとのコントラストを際立たせてくれます。大阪浪華の器は、フォーマルな食卓にも、リラックスした日常生活にも、さりげないエレガンスを与えてくれます。
大阪浪華のピューターウェアは、テーブルセッティングに気軽に取り入れられる、美しく実用的な製品を数多く取り揃えています。シンプルな箸置きは、漆塗りのお箸を引き立てるエレガントなアイテムです。また、模様入りのタンブラーは、きらびやかなクリスタルに代わるアーティスティックなアイテムです。また、スタイリッシュな花瓶は、花の自然な美しさを際立たせてくれます。
また、一人で、あるいは友人と過ごすくつろいだ時間にも、大阪浪華の陶磁器は活躍します。小皿や酒器、茶器など、自分らしさを大切にした和やかな時間を演出してください。籐をアクセントにしたカジュアルなものです。伝統的なデザインでエレガントです。賑やかな色使いで遊び心があります。
大阪浪華の陶磁器は、視覚に訴えるものがあり、五感に訴えるものがあります。今井達昌が言うように、"ピューターウェアは一度使えば、その魅力がわかる "のです。
受賞歴
2012年 現代の名工(厚生労働省)受賞
2019年 日本商工会議所会頭賞(全国伝統工芸品展)
2019年 G20大阪サミットギフト