説明
一期一会の色に会えるアクセサリーです。
染めと刺繍の技法を用いた「tint」シリーズのピアスです。パンジーの花をモチーフにしたデザインです。おおきめのピアスはシンプルなコーディネートとの相性が抜群です。
大きさに比べてとても軽い着用感なので、重さを気にせずに長時間でも楽しんでいただけます。
着けている方の気持ちまで晴れやかにしてくれる友禅の鮮やかな色彩をお楽しみください。
インフォメーション
ブランド | Morphosphere |
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生産地 | 京都府 |
技法 | 京友禅 |
素材 | 綿、ポリエステル、14kgf |
サイズ (cm) | W5.0*D5.0*チェーン5.0 |
重さ (g) | 1 |
容量 (ml) | 0 |
箱 | 紙箱 |
注意 | 金属アレルギー対応の金具です。 |
備考 | 撥水加工を施してありますが、水洗いはお控えください。折れ曲がってしまった場合は、中温のアイロンで当て布をし伸ばしてください。着脱の際に強く引っ張たりしないでください。 |
納期 | 3~5営業日程度(在庫切れの場合+2~3週間) |
地域
「古」と「新」が融合する街、京都。
かつて京都は日本の首都でした。その歴史は794年に始まり、1869年に現在の東京に都が移されるまで続きます。その約1000年の間に、京都では日本文化のさまざまな側面が培われ、発展してきました。
都としての機能を終えた後も、京都はその繁栄した文化を維持し、その文化や伝統を守り続ける職人たちに敬意を表し、支援しています。
京都は近代化されても、古都としての風情は決して失われません。新旧の絵画的なイメージが見事に融合し、京都ならではの風情を醸し出しています。まさに「日本らしさ」の真髄と言っても過言ではないでしょう。京友禅は、そんな京都で育まれた文化の一つであり、現代の職人技によって進化を遂げたものなのです。
歴史・沿革
友禅の背景とモルフォスフィア物語
友禅は日本の染色法の一つで、主に着物の染色に用いられています。澱粉を抵抗として輪郭を描くため、色が混ざりにくく、絵のように図柄がくっきりと見え、細部まで鮮明に美しく染め上がります。
"友禅 "は、江戸時代(1603~1868)に京都に住んでいた扇面画家の宮崎友禅斎が、友禅染を考案したと言われていることから名づけられました。
日本で友禅を提供している有名な地域は3つあり、そのうちのひとつが京友禅です。パステルカラーに上品なデザイン、多くの刺繍や "金箔 "の装飾が特徴です。これらの特徴は、かつての都としての歴史を思い起こさせます。
明治以降、ヨーロッパから合成染料が持ち込まれ、友禅の量産を可能にする型友禅が導入されました。そのため、手描き友禅というと、すべての工程を友禅染業者が行うことを意味しますが、特に手描き京友禅は、工程を分担して行うため、より多くの友禅染業者が関わっているようです。
2019年 京友禅クラフトブランド「モルフォスフィア」を友禅染作家の眞鍋沙智が立ち上げました。
眞鍋は幼い頃から絵心があり、大学在学中に友禅に興味を持ちます。大学在学中に京都市洗足紙器所の手描き友禅講座に参加したことが、友禅をさらに追求するきっかけになりました。
大学卒業後、友禅染作家の吉田喜八郎氏に弟子入りし、同時に自身の友禅作品の制作を開始します。
そしてついに、友禅を学ぶ際によく描いていた美しい「モルフォ蝶」(Morpho)と「天体や球体」(Sphere)からなる、「モルフォスフィア」を立ち上げるに至ります。
特徴
伝統工芸とファッション、ビジュアルアートの融合
"Tint "は、「色を纏う」をコンセプトに「染め」と「刺繍」で作られたモルフォスフィアのアクセサリーシリーズです。
日本的なモチーフだけにとらわれず、世界中の人々に親しんでもらえるような花をデザインしています。親しみやすいモチーフによって、生活の中で自分らしい友禅の楽しみ方ができるのではないでしょうか。
tintは、素材、デザイン、色彩を吟味し、何度もテストを重ね、究極の美を追求した作品です。
tintシリーズは、友禅の特徴である発色の美しさにこだわりました。tintシリーズでは、手描き友禅の着物から生まれた友禅柄を銅版画でプリントした友禅タイル、友禅風呂敷※、カードケースを展開しています。
すべての工芸品は、それぞれの染め方によって生み出されるため、同じ作品は二つと存在しません。
風呂敷は四角い布なので、風呂敷としてだけでなく、バッグやテーブルクロス、さらには絵画のような壁飾りにも使えます。使い方は無限大です。
お客様へ
友禅でモノトーンライフを "染める"
Morphosphereの「tint」シリーズは、カードケース、風呂敷、タイルがあり、日常生活でどのように使うかはあなた次第です。どうぞ自由にお使いください。友禅の可能性は無限です。タイルが食器に、風呂敷がエコバッグに変身することもあるのです。
千年の都で生まれた友禅は、その色彩の美しさにおいて、代々受け継がれてきたものがあり、私たちの友禅は、あなたの日常をさらに鮮やかに「染める」ことができると信じています。
受賞作品
2009年 訪問着 "楽園への誘い"
日本工芸会近畿支部展 入選
2011年 男物洒落着 "ケモノデ"
日本新工芸新人奨励賞
2018年 第6回京ものユースコンぺティション 準グランプリ