1764年創業の老舗珠数屋が一つ一つ心を込めて作る「和」
京都-近畿
地域
日本文化発祥の地
京都は、日本の歴史や文化に詳しい人ならほとんど紹介する必要がないほど、優雅で洗練された都市です。1500年もの間、日本の首都であった京都は、日本の芸術と建築の縮図であり続けています。その古い街並みを散策し、無数の神社仏閣を訪れることは、生きた歴史を体現することにほかなりません。
また、京都は伝統的な農産物の産地としても有名であり、京都にある無数の工芸品やアトリエは、他の都市にはないものです。実際、京都の素晴らしい宗教的遺産は、何世紀にもわたってこれらのユニークな芸術の発展に大きな推進力を与えてきました。職人や工芸家は何百年もの間、京都の寺院に彫像から典礼用の衣服まであらゆるものを供給してきました。仏像から典礼用の衣服を京都の寺院に提供してきました。
歴史
古代の仏教工芸
中野伊助は京都を拠点に、1764年の創業以来、数珠やお守りを作り続けています。中野家では10代にわたって、この伝統工芸の保存と継承に努めてきました。そして、2世紀半を経た現在も、様々な技術がある中で、中野伊助はすべての作品を手作業で作り続けています。
1000年以上の歴史と信仰に裏打ちされた工芸品なのです。数珠の形や数は仏教の経典に定められており、東大寺に残る古代の数珠は、このお守りが不変のものであることを証明しています。数珠は長い年月を経て、護符や縁起物となり、現在では一般的に使用されています。中野伊助は、この芸術を21世紀に適応させるべく、古来の形を維持しつつ、新たな使い方を模索しています。
特徴
こだわりの素材と心意気
10代目で現当主の中野恵介にとって、お守りの客層を広げるための新しい方法のひとつが、猫のためのお守りを作ることでした。中野恵介は、これまで受け継がれてきた技術や知識を駆使し、お守りによって飼い主とペットの絆を深めたいと考えています。お守りには、ペットの霊を祀る京都の法雲寺とのご縁があるのだそうです。そのため、お守りや数珠がもたらす霊的な守護がより強化されると多くの人が信じています。
さらに、お守りに使用される素材の品質と細部へのこだわりは格別で、ひとつひとつが手染め、手織りのシルクで作られており、長いものでは7メートルにも及びます。宝石はそれぞれの特性に合わせて特別に選ばれ、ひとつひとつが興味深く、自然な模様があります。これらの要素が組み合わさって、驚くべき品質と伝統を誇る美しいお守りが生み出されるのです。
お客様へ
飼い主とペットの絆を深めよう
中野伊助の「猫のお守り」は、日本の歴史と文化に根ざした興味深い作品です。古くから伝わる工芸品であると同時に、飼い主と愛猫の絆を深めるためのアイテムでもあるのです。中野伊助の「ねこのわ」は、日本古来の伝統工芸品である「ねこのわ」に加え、飼い主のための「ねこのピアス」も制作されています。
首輪をつけると猫に違和感があるのではと心配される方もいらっしゃいますが、中野伊助の首輪はそのような心配はありません。同志社大学の専門家と共同で開発したもので、猫にとって快適な着け心地を実現しています。さらに、お寺のご加護と宝石の特性を生かしたお守りは、愛猫の行く先々で守護と幸運を感じることができます。