西陣織の新しい可能性
京都府-近畿
地域
日本文化発祥の地
京都は、日本の歴史や文化に詳しい人ならほとんど紹介する必要がないほど、優雅で洗練された都市です。1500年もの間、日本の首都であった京都は、日本の芸術と建築の縮図であり続けています。その古い街並みを散策し、無数の神社仏閣を訪れることは、生きた歴史を体験することにほかなりません。
また、京都は伝統的な農産物の産地としても有名で、京都には数多くの工芸品や工房があります。御所の西側にある西陣の曲がりくねった路地は、京都で最も有名な芸術の一つである西陣織の産地です。西陣織は、1200年前からこの地で織られており、その歴史は他に類を見ません。
西陣織の歴史
千年以上の歴史
西陣織の歴史は、応仁の乱の後、1460年代に京都に戻った織物職人の時代にさかのぼります。以来、この地で連綿と続く絹織物の産地となりました。実は、この絹織物は8世紀頃から京都に存在していたのです。
1988年、西陣織の工房で技術を習得した酒井守が独立し、織座を立ち上げたのが始まりといわれています。西陣織の鮮やかな色や柄、香りに囲まれて育った息子の酒井貴寛は、当初は別の職場で働いていましたが、西陣織の素晴らしさとその歴史に触れ、再び西陣織の世界に引き戻ってきました。
しかし、着物離れが進み、西陣織への関心も薄れつつある中、貴寛は、西陣織を復活させるためにできることをしようと決意します。その結果、西陣織の美しさを日常的に使えるようにしたのが、人気の高いお皿だったのです。
特徴
色と美の無限の愉しみ
西陣織の特徴は、先染めの絹を緻密に織り上げ、鮮やかな色彩と繊細な意匠を融合させたことです。そのため、素材はもちろんのこと、技法にも細心の注意が必要です。その歴史と技術、そして美しさを具現化したのが「ORI-ZARA」のお皿です。金糸銀糸が織り込まれた織物は、光を受けるとキラキラと変化し、色や表情のバリエーションが無限に広がります。
ORI-ZARAは、西陣織にガラスのクリアーな風合いが付与され、素材を生かした、日常使いに最適なお皿を作りました。また、西陣織には、ガラスのクリアーな風合が加えられ、またUVカットに夜記事の変色も防止されています。まさに機能性と美しさが調和した作品です。
お客様へ
日常を彩る宝石
様々な用途に対応できるサイズ展開で、素敵な装飾品から特徴的な取り皿へと簡単に変化させることができます。
京都リッツカールトンのアフタヌーンティーにORI-ZARAの皿が採用されたのもうなずけます。
西陣織は何世紀にもわたり、皇室や武家の着物の素材として選ばれてきました。その西陣織の輝きを、日常生活で気軽に楽しめるようにしたのが、ORI-ZARAなのです。